魔障
ましょう
名詞
標準
obstacle to Buddhist practice
文例 · 用例
試楽の日の源氏の舞い姿のあまりに美しかったことが魔障の耽美心をそそりはしなかったかと帝は御心配になって、寺々で経をお読ませになったりしたことを聞く人も、御親子の情はそうあることと思ったが、東宮の母君の女御だけはあまりな御関心ぶりだとねたんでいた。
— 紅葉賀 『源氏物語』 青空文庫
高徳のひじりが物狂おしゅうなったのは、天狗の魔障ではあるまいかなどと、ひたすらに恐れられた。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
魔障の雲がはびこつて地を亡ぼそと降るやうに。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
現に横川の僧都様も、良秀と申しますと、魔障にでも御遇ひになつたやうに、顔の色を変へて、御憎み遊ばしました。
— 芥川龍之介 『地獄変』 青空文庫
現に横川の僧都樣も、良秀と申しますと、魔障にでも御遇ひになつたやうに、顏の色を變へて、御憎み遊ばしました。
— 芥川龍之介 『地獄變』 青空文庫
羅馬の古俗がどうのこうのといってあるが、実は文界の魔障を追い払う意味を裏面に含めたものである。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
老尼は、われと気を鎮めてみたが、魔障わが精進をさまたぐるか、と言って躍起となる意気もないようであります。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
固より自分の心は魔障の多い心である。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第一』 青空文庫
作例 · 標準
この美しい書道作品は、伝統的な麻紙に描かれている。
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