仏果
ぶっか
名詞
標準
Buddhahood
文例 · 用例
天晴れ仏果を得て人中の芬陀利華と咲くことを望んだ身が、畜生も蹄を避ける醜草と変るのだ。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
どうせ仏果に拙く生れついた身の上、石になりと青銅になりとなり、この身、この因果を思い捨てます。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
まことや既に仏果を得て、勇猛精近の行堅固に、信心不退転の行者なれば、爾き黒暗闇の裡に処しても真如の鏡に心を照せば、胸間|霽れたる月のごとく、松の声せず鏡の音無きも結句静処を得たりと観じ、寂寞として水晶の数珠|爪繰りて泰然たり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
頼家の仏果円満を願うがために母政子の尼が建立したものであるという。
— 岡本綺堂 『秋の修善寺』 青空文庫
真個に、ああいう世に稀な美人ほど、早く結縁いたして仏果を得た験も沢山ございますから。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
愛慾泥裏の誑惑の男と女がそのままに、登る仏果の安養浄土、恐ろしき法力ではあるなあ。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
既に仏果を得たらんには。
— 北村透谷 『処女の純潔を論ず』 青空文庫
頼家の仏果円満を願うがために、母|政子の尼が建立したものであると云う。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
作例 · 標準
厳しい修行の末に、彼はついに仏果を得て解脱の境地に達したと伝えられている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
高僧は死の間際に、「これより仏果に至る」と静かに弟子たちに告げた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
経典には、凡夫でも正しい教えに従えば仏果を証することができると説かれている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview