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工面

くめん異読 ぐめん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #37530 · 青空 655
1
標準
contrivance
文例 · 用例
附近一帯の水涸れで、工面のいい家は、どん/\井戸を掘り下げたり、水道を引いたりして、文字通り「涼しい顔」をしてゐられるのであるが、この埃の溜つた井戸の使用者は借家人であり、その家主は、前代は財布の紐で首でも吊つたんではないか、と疑はざるを得ない吝ん坊なのである。
葉山嘉樹 井戸の底に埃の溜つた話 青空文庫
「お前等、弾丸はどっから工面してきちょるんだ?
黒島傳治 雪のシベリア 青空文庫
この信者のなかで工面のよさそうな奴を奥座敷へ引き摺り込んで、どう誤魔化すのか知らねえが、多分の金を寄進させるという噂だ。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
祈祷料は思召しなんですけれど、ひとりで二|歩三歩も納める奴があるそうですから、たいしたものです」「それはまあそれとして、その行者は工面のよさそうな信心ものを奥へ連れ込んで、なにか秘密の祈祷をして多分の金を寄進させるというじゃあねえか。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
中津は、なお千円ほど工面をしなければならなかった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
然し止めてみたところで別に金の工面の出来るでもなし、さりとて断然母に謝絶することは妻の断て止めるところでもあるし。
国木田独歩 酒中日記 青空文庫
そうして月々十一円ずつ郷里からもらっている学費のうちからひどい工面をして定価九円のヴァイオリンを買うに至るまでのいきさつがあったのであるが、これは先生に関係のない余談であるからここには略する。
寺田寅彦 田丸先生の追憶 青空文庫
俺もこうやってはいるがいざとなればそのくらいの工面はつくから、苦しいながらあちこち世話をやいてやってみると、そんなところから金を出してもらうのは嫌だとか何んとか、つべこべいいくさる。
有島武郎 星座 青空文庫
作例 · 標準
彼はなんとか費用を工面して、旅行に出かけた。
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厳しい状況でも、資金の工面は彼の得意分野だった。
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イベント開催のために、ボランティアを工面するのに苦労した。
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2
標準
one's financial condition
作例 · 標準
彼の工面が苦しいことは、周囲も知っていた。
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今月の工面はなんとか乗り切れそうだ。
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家族の工面を考えると、贅沢はできない。
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