時衆
じしゅ異読 じしゅう
名詞
標準
assembly of monks and laity (at a rite, sermon, etc.)
文例 · 用例
かくの如くして元義の名はその万葉調の歌と共に当時衆愚の嘲笑の裏に葬られ今は全く世人に忘られ了らんとす。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
其時衆人中より一人の男が進み出て榛軒に「お願がございます」と云つた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
時衆念仏開基の地と、巫女の物語と。
— 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 『小栗判官論の計画』 青空文庫
融通念仏・時衆念仏の差。
— 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 『小栗判官論の計画』 青空文庫
(念仏聖) 時衆の妻としての照日(親鸞の妻)。
— 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 『小栗判官論の計画』 青空文庫
だから、高野は勿論、叡山其他寺々の童子は、昔から信仰に束縛のなかつた慣例から、浄土・一向・融通・時衆などに趨いた。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
それで藤沢寺へ連れ戻つて、餓鬼阿弥陀仏と時衆名をつけて、此を札に書きつけ、土車にうち乗せて「此車を牽く者は、一ひき輓けば千僧供養万僧供養になるべし」と書いた木札を首にかけさせて、擁護人の出来るまでと言ふので、小法師に引かせて、海道を上らせた。
— 折口信夫 『餓鬼阿弥蘇生譚』 青空文庫
それと比べると、餓鬼阿弥の方は、時衆の合理化を唯片端に受けて居るだけである。
— 折口信夫 『餓鬼阿弥蘇生譚』 青空文庫
作例 · 標準
念仏を唱えながら踊り歩く時衆の姿は、鎌倉時代の民衆の間で爆発的な人気を博した。
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遊行上人に率いられた時衆たちは、各地を巡りながら極楽往生の教えを説いて回った。
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時衆の集まりには身分を問わず多くの人々が参加し、念仏の熱狂の中で一体感を味わった。
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標準
(monks and laity of) the Jishū sect
作例 · 標準
時衆は、一遍上人を宗祖とする浄土宗系の一派であり、今も多くの寺院がその伝統を伝えている。
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時衆の教義によれば、一念の称名によって即座に救いが約束されると考えられている。
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大学の研究室で、時衆が中世日本の文化や芸能に与えた影響について調査を行っている。
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