熟練工
じゅくれんこう
名詞
標準
skilled worker
文例 · 用例
小林は、秋山よりも、もっと熟練工であった。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
どうしても工場になくてはならない熟練工や、いたいけない、七ツか八ツの少年工や少女工までが、蒼くなって、どんよりとした、悲しげな眼で、生殺与奪の権を握っている日本人をだまっておがむように見るのだった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そして、あとに、熟練工の代りはない。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
印刷所では、鷹のような眼をした熟練工が、なんの表情も無く、さっさと拙稿の活字を拾う。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
片方は熟練工だし、他方は機械についてさえいればいゝ職工だった。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
仕上場の方は熟練工だし、製罐部の方はどっちかと云えば、女工でも出来る仕事です。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
又、生産力の強度化を計るために、現在行われている機械組織がモット分業化され、賃銀の高い熟練工を使わずに、婦女子で間に合わすことが出来ないか、コンヴェイヤーがもっと何処ッかへ利用出来ないか、まだ労働者が「油を売ったり」「息を継ぐ」暇があるのではないか、箇払賃銀にしたらどうか……。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
熟練工、不熟練工との人数の開きも賃銀の開きも、ずッと減っている。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
作例 · 標準
工場では熟練工たちが、若手の育成に力を注いでいる。
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機械化が進んでも、最後は熟練工の勘と経験が頼りになる。
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高度な溶接技術を持つ熟練工が、橋の建設現場で活躍している。
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