征東
せいとう
名詞動詞-サ変
標準
eastern expedition
文例 · 用例
丁度都では此時参議|右衛門督藤原忠文を征東大将軍として、東征せしむることになつた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
「征東大将軍|宗良親王、信濃におわしたので信濃宮、そのお方のご遺跡をはじめとし、南朝方の諸将の遺跡が、随分信濃にはあるようでござる。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
維盛の征東軍、未一矢を交へざるに空しく富士川の水禽に驚いて走りしより、近江源氏、先響の如く応じて立ち、別当湛増亦紀伊に興り、短兵疾駆、荘園を焼掠する、数を知らず。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
平宗盛を主将とせる有力なる征東軍が羽檄を天下に伝へて、京師を発せむとするの前夜(養和元年閏二月一日)天乎命乎、入道相国は俄然として病めり。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
征東の軍是に期を失して発せず、越えて四日、病革りて祖竜遂に仆る。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
鳥羽、伏見で敗れた将軍家が、江戸城で謹慎していることだの、上野山内に、彰義隊が立籠っていることだの、薩長の兵が、有栖川宮様を征東大総督に奉仰り、西郷|吉之助を大参謀とし、東海道から、江戸へ征込んで来ることだのという、血腥い事件も、ここ植甚の庭にいれば、他事のようにしか感じられないほど、閑寂であった。
— 国枝史郎 『甲州鎮撫隊』 青空文庫
有栖川宮熾仁親王を征東大総督に仰ぎまつり、西郷隆盛参謀、薩長以下二十一藩、雲霞の如き大軍は東海東山、北陸から、堂々として進出した。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
維新征東の功實に此に讖す。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
作例 · 標準
源頼朝は、奥州藤原氏を征東するために大軍を率いた。
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古文書には、朝廷が蝦夷を征東した記録が残されている。
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彼は、征東の遠征で多くの功績を挙げた武将として語り継がれている。
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