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家集

かしゅう
名詞
1
標準
collected waka poems (of a single poet)
文例 · 用例
年頃の若者になつても、鼻唄一つうたふでもなく、嫌味な教会通ひの若者となりもしない、何処から得たか西行の山家集と、三木|露風の詩集を持つて居た。
岡本かの子 青空文庫
信長に至っては自家集権を欲するに際して、納屋衆の崛強を悪み、之を殺して梟首し、以て人民を恐怖せしめざるを得無かったほどであった。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
今より六代の前、報恩寺に住持たりし偉運僧正が浄書したりと云ふ西行法師の山家集、これは我が財産中、おのれの詩稿と共に可成盗まれたくなしと思ふ者なり。
石川啄木 閑天地 青空文庫
来りて西行の姿を「山家集」の上に見よ。
北村透谷 人生に相渉るとは何の謂ぞ 青空文庫
ここに Platon の國家集産主義に對する Aristoteles の個人主義がある。
森鴎外 古い手帳から 青空文庫
よくも、悪くも、背中に大蛇の刺青があって、白木屋で万引という題を出すと、同氏御裏方、御後室、いずれも鴨川家集の読人だから堪らない。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
白馬を「あおうま」とのみ訓みしは、『平兼盛家集』に「ふる雪に色もかはらで曳くものを、たれ青馬と名け初けん」、高橋宗直の『筵響録』巻下に室町家前後諸士|涅歯の事を述べて、白歯者と書いて「アオハ者」と訓ず、白馬を「アオ馬」というがごとしといえるにて知るべし。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
『和泉式部家集』五、鶏の声にはかられて急ぎ出でてにくかりつれば殺しつとて羽根に文を附けて賜われば「いかゞとは我こそ思へ朝な/\、なほ聞せつる鳥を殺せば」、これは実際殺したのだ。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
図書館の奥深くで、平安時代の女流歌人が編纂したとされる家集の写本を発見した。
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彼の家集には、晩年に詠まれた哀切な恋の歌が多く収められている。
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その研究者は、藤原定家の家集を新たな視点から分析し、論文にまとめた。
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散逸したと思われていた家集の一部が、旧家の蔵から見つかりニュースになった。
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ウィキペディア

家集(かしゅう)は、王朝和歌の世界において、個人または一家の和歌をまとめて収めた歌集を指す。「家の集」ともいい、家集の語はこれを漢語ふうに表現したもの。自撰・他撰の別は問わないが、初期には子孫が先祖の家集を編むことが多く、自撰家集が盛んになるのは院政期から新古今期前後にかけてである。鎌倉時代には勅撰集と並んで盛行した。

出典: 家集 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0