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持ち手

もちて
名詞
1
標準
handle
文例 · 用例
そしてまた小生は、更に飲まうがために文句を附け足すわけではないが、矢張り左う易々とは酒を止めようともしないといふのは、いつかは己れも、悪くなく、憎くもなく、然して野蛮に走ることのないうつとりとした盃の持ち手になりたいものよと念じて止まぬからであります。
牧野信一 僕の酒 青空文庫
その骨の先端に、ちゃんと飾りというか、持ち手というか、すだれになった紙がついているのもうれしい。
第1章 ローラーコースター、1966年 45回転の夏 青空文庫
科学の歴史や文芸の歴史、その他哲学の歴史などにしても、私はよくそれらについては知らないが、私の見た限りではこの中の軸の持ち手は、論理家と心理家との二旗手によって廻されて来たようである。
横光利一 スフィンクス(覚書) 青空文庫
然し、憤ってではなく、憂えてではなくすべてのものを愛して――i・e、子供のように種々なものを、よろこび、好奇を持ち手にふれ、ほぐし、あらためて又組たてたくて、書くのではないか。
宮本百合子 初夏(一九二二年) 青空文庫
彼らは小山の頂上で狂乱する鹿の群れの鎮るのを見ると、松明の持ち手の後から頂きへ馳け登った。
横光利一 日輪 青空文庫
糸子は袖を口へ当てて、崩しかかった笑顔の収まり際に頭を上げながら、眸を豆の受持ち手の方へ動かした。
夏目漱石 虞美人草 青空文庫
暫らく女達を追い廻して居た糸子は、いきなり長椅子の上へ身体を投り出して、「ア、ア、何んて臆病な人達だろう、そんなこっちゃ、鉄砲屋の前も通れやしない」「短銃が怖いんじゃない、持ち手が恐ろしいんだワ。
野村胡堂 踊る美人像 青空文庫
この著者は伝道医師故、それとしての小鏡も手にもたれているが、読者はその鏡が、その持ち手にどういうものとして主観的に見られていたかということも亦判断出来て、ぎごちない訳ではあるが、よめます。
一九三九年(昭和十四年) 獄中への手紙 青空文庫
作例 · 標準
このバッグの持ち手が少し汚れていたので、丁寧に拭いてきれいにした。
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古い鉄瓶の持ち手が取れてしまったので、修理に出すことにした。
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傘の持ち手に、目印となるようにリボンを結んでおいた。
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2
標準
holder
作例 · 標準
彼は、常に最前線でチームを率いる、頼れる持ち手である。
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そのプロジェクトの成功は、彼女という強力な持ち手がいたからこそだ。
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「この技術の伝承は、我々次世代の持ち手が担っていかねばならない」と、ベテラン職人が語った。
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