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把持

はじ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #21938 · 青空 103
1
標準
grasp
文例 · 用例
彼女が把持したのは、必竟『聖なる抒情主義』ともいふべきものであつた。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
けれどもやがて彼がその寛容を手段の如く把持するに至つて、彼は堕落である。
中原中也 夭折した富永 青空文庫
これはまた吾人が個々の印象を把持する記憶の能力の薄弱なためとも言われよう。
寺田寅彦 春六題 青空文庫
上海に挙行された東邦大会の選手権把持者――だが、女優のNは艶めかしい嘔吐を空中に吐いた。
吉行エイスケ 飛行機から墜ちるまで 青空文庫
「た、た、た、薪百|把持って来てやるがら」 掛茶屋の主人は、耳が少し悪いとみえて、それをよく聞きとりかねて、かえって大声で言いました。
宮沢賢治 祭の晩 青空文庫
「薪をあとで百把持って来てやっから、許してくれろ」 すると若者が怒ってしまいました。
宮沢賢治 祭の晩 青空文庫
最初まづ我等は之れに慣れ、十分よくそのリズムの心像を把持するであらう。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
定律詩の困難は、最初に押韻の方則を覺え、その格調の心像を意識に把持する、即ち所謂「調子に慣れる」迄である。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
作例 · 標準
犯人は証拠品を固く「把持」していたため、警察官は取り押さえるのに苦労した。
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