官廨
かんかい
名詞
標準
government office
文例 · 用例
」「地主よ、地主に目がつかんかい、地主に。
— 島木健作 『鰊漁場』 青空文庫
「僕が友人の未亡人さん達の世話を焼いてるのを、何とか言つてる人もあるさうなが、君は聴かんかい。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
トッパと綽名の大阪の円タク助手出身の、万年一等兵が、岡田という良家の子で、大学出の初年兵にムリヤリ剣つき鉄砲を握らせ、「それッ突かんかい、一思いにグッとやるんじゃ」と喚き散らし、大男の岡田が殺される相手の前で、同様に土気色になり眼をつぶり、ブルブル震えているのを見ると、業をにやし、「えエッ。
— 田中英光 『さようなら』 青空文庫
時間の方はいくらでもありますが、この洋服は今日限御返納に及びたいです」「ハハハハいかんかい。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
お前も風邪は引かんかい?
— 岸田國士 『沢氏の二人娘』 青空文庫
「ここはあての家や、あるもんもみんなあての銭で買うたもんや、あんたのもんはなに一つあれへん、ぞうさもないこっちゃ出ていきなはれ、出なはれえな、出てかんかいな」 社長の声は殆んど聞えない、なにか云ってることは云ってるらしいんだ。
— 山本周五郎 『陽気な客』 青空文庫
作例 · 標準
明治初期に建てられた赤レンガの官廨は、現在は歴史資料館として保存されている。
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荘厳な構えの官廨を前にして、地方から出てきた青年は思わず居住まいを正した。
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公文書を届けるため、使いの者は馬を飛ばして隣町の官廨へと急いだ。
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「へえ、昔の官廨ってこんなに凝った装飾がされてたんだ。今の役所とは大違いだね」
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