翁
おきな異読 おう
名詞頻度ランク #16516 · 青空 6214 例
標準
old man
文例 · 用例
同じく海の出て来るボオドレエルの詩だつて、「信天翁」だと、広々として一物も見えぬ、秋も終りの海が見えて来る。
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
つづいて筑摩書房から「千代女」が、高梨書店から「信天翁」が出る筈です。
— 太宰治 『私の著作集』 青空文庫
「信天翁」には、主として随筆を収録しました。
— 太宰治 『私の著作集』 青空文庫
吹屋の姐さんは吃驚した半身を店から出せば、筆屋の老翁は二三歩往來へ進み出て、共に引き行く人浪の趾を見送る事、少時焉たり。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
この時われは裏道を西向いてヨボヨボと行く一人の老翁を認めた。
— 寺田寅彦 『凩』 青空文庫
再びヨボヨボと歩き出すと、ひとしきりの風が驀地に道の砂を捲いて老翁を包んだ時|余は深き深き空想を呼起こした。
— 寺田寅彦 『凩』 青空文庫
しかしてこの哀れなる垂死の人の生涯を夢みた時、あたかもこの人の今の境遇が余の未来を現わしていて、余自身がこの翁の前身であるような感じがした。
— 寺田寅彦 『凩』 青空文庫
あたかも老翁の過去の歓喜の声が、ここに一時反響しているかのごとく。
— 寺田寅彦 『凩』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
venerable
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
翁(おきな)は、年取った男、老人を親しみ敬って呼ぶ語。他人を呼ぶ時に使うと敬う意味になり、自身を呼ぶ時に使うとへりくだる意味になる。
出典: 翁 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0