城外
じょうがい
名詞動詞-サ変
標準
outside a castle
文例 · 用例
」 それから荒れ狂ふ馬に跨つて、城外へ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
一|代の覇圖も夢物語に奉天城外の露と消えてしまつたが、例の張作霖は非常な麻雀好きだつたと言ふ。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
材木町、東福田町地先にてこの水路と会する一水は即ち○今川橋下を流るゝ神田堀にして、御城外濠より竜閑橋その他諸橋の下を経て来れるものなり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
城外の平野一面に夕靄が漂うて居る。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
城外の柏林に千人の宿をつくるよう工作のものへ言ってくれないか」 「かしこまりました。
— 宮沢賢治 『四又の百合』 青空文庫
その翌日、彼は城外で戦死した。
— 岡本綺堂 『温泉雑記』 青空文庫
梟娘の死――その奇怪な噂がまだ消えやらない其年の八月|朔日、巳の刻頃(午前十時)から近年|稀なる暴風雨がこの城下へ襲つて来て、城内にも城外にもおびたゞしい損害をあたへた。
— 岡本綺堂 『梟娘の話』 青空文庫
曲|正に闌になりて、この楽器のうちに潜みしさまざまの絃の鬼、ひとりびとりに窮なき怨を訴へをはりて、いまや諸声たてて泣響むやうなるとき、訝かしや、城外に笛の音起りて、たどたどしうも姫が「ピヤノ」にあはせむとす。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
作例 · 標準
戦火を逃れた避難民たちは、城外の草原に天幕を張って一夜を明かした。
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かつての城下町の賑わいは消え、今は城外の街道沿いに新しい商店が並んでいる。
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敵軍の包囲を突破し、密使は暗闇に乗じて城外へと駆け出した。
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