七福神
しちふくじん
名詞頻度ランク #39843 · 青空 85 例
標準
Seven Gods of Fortune
文例 · 用例
おとなの人々は、多くはその上に黒い紋付を羽織つて居たが、兔に角、七子か羽二重の紋付の裾から紅緑の彩色の高砂の尉姥、三番叟、龜に乘る人、「大漁」の扇を持つ人、また龍宮、寶船、七福神などの模樣の出て居る所は、また南國の海邊に似付かはしい「眞面目」の服裝であると頷かしめる。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
黒縮緬の一ツ紋の羽織を着て足袋跣足、男は盲縞の腹掛、股引、彩ある七福神の模樣を織りたる丈長き刺子を着たり。
— 泉鏡花 『彌次行』 青空文庫
歳祝いをする家でも生活が裕なだけに、膳部を賑やかにして、村人達が七福神とか、春駒とか、高砂とかと、趣向を凝らして、チャセゴに来てくれるのを待っているのである。
— 佐左木俊郎 『手品』 青空文庫
座敷には、祝い主達の姿もなくなって、七福神の仮装と二、三人の泥酔者が酷く目立っていた。
— 佐左木俊郎 『手品』 青空文庫
万は縁先に立って座敷の中を見廻していたが、平六の出鱈目な踊りが手を叩かれている隙に、七福神の仮装の福禄寿が銀の杯を取って仮装のための夜着の袖の中へ持ち込んだ。
— 佐左木俊郎 『手品』 青空文庫
大黒天の事は石橋臥波君の『宝船と七福神』てふ小冊に詳述されたから、今なるべく鼠に関する事どもとかの小冊に見えぬ事どもを述べよう。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
椿岳の浅草人形というは向島に隠棲してから後、第二博覧会の時、工芸館へ出品した伏見焼のような姉様や七福神の泥人形であって、一個二十五銭の札を附けた数十個が一つ残らず売れてしまった。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
ましてやその他の月卿雲客、上臈貴嬪らは肥満の松風村雨や、痩身の夷大黒や、渋紙面のベニスの商人や、顔を赤く彩ったドミノの道化役者や、七福神や六歌仙や、神主や坊主や赤ゲットや、思い思いの異装に趣向を凝らして開闢以来の大有頂天を極めた。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
作例 · 標準
新年のお参りで、近所の七福神を巡った。
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七福神の絵馬に願い事を書いて奉納した。
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宝船に乗った七福神の姿は、縁起が良いとされている。
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ウィキペディア
七福神(しちふくじん)は、インド伝来の『仁王経』の中にある「七難即滅 七福即生」という仏教語に由来する、福徳の神として日本で信仰される七柱の神のこと。
出典: 七福神 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0