古本
ふるほん異読 ふるぼん・こほん
名詞頻度ランク #13580 · 青空 286 例
標準
secondhand book
文例 · 用例
その通りを行き切つて、明るい旧通りへ出ると、そこから直ぐと近くにある、彼が三年前に屡々買つたり売つたりしてゐた古本屋に、チヨツと寄つてみようかといふ気が起つた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
生れて始めて両親を離れ、飛び立つ思ひなり、その秋の暮、寒い夜に丸太町橋際の古本屋で「ダダイスト新吉の詩」を読む。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
※ 古本屋へ雑誌を持つて行くと、まづ大体一冊づつの値段を合計した値段を付ける。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
古本屋は法外の高価でそれを皆に売りつけて居た。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
(古本の時価は最初の定価の五倍にもなつて居た。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
河岸の古本屋は軒竝みに箱をひろげてゐる。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
私は西道頓堀の縁切路地の附近にある、古典書にまじって、横文字のマルクス経済学書もあろうと思われる、古本大学の淫書の書架の前に立っていた。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
そして、頭を洗つてサツパリして理髮屋を出ると、近所の古本屋二軒で暫く隙を潰した。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
作例 · 標準
神保町の裏通りをのんびり散策しながら、何年も前に絶版になってしまったお気に入りのSF小説を古本で探し回った。
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学生時代は生活費を少しでも切り詰めるため、授業で使う高価な専門書はすべて先輩から譲ってもらうか、古本で安く買い集めていた。
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お小遣いを握りしめて近所のリサイクルショップに行き、ずっと読みたかった長編漫画の古本を全巻セットでまとめ買いした。
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標準
ancient book
作例 · 標準
国立博物館の秋の特別展示で、平安時代に貴族によって書かれたという歴史的に非常に価値のある古本が、厳重なガラスケースの中で公開されている。
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旧家の蔵の奥から、虫食いだらけの和紙に墨と筆で記された江戸時代の古本が大量に発見され、大学の専門家による本格的な鑑定が行われることになった。
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この大学図書館の特別室には、中世ヨーロッパの修道院で僧侶によって丁寧に筆写され、美しい金箔の装飾が施されたラテン語の古本が収蔵されている。
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ウィキペディア
古本 または古書 とは、出版後に一度は消費者(所有者)の手元に置かれた中古本の呼称。雑誌などを含む場合もある。新本(新刊本)と対応した言葉。古書店(古本屋)やインターネット売買を通じて再度流通することが多い。
出典: 古本 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0