新刊書
しんかんしょ
名詞
標準
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文例 · 用例
殺人鬼、吸血鬼、などと憎むべきものを鬼と呼ぶところから見ても、これはとにかく醜惡の性格を有する生き物らしいと思つてゐると、また一方に於いては、文壇の鬼才何某先生の傑作、などといふ文句が新聞の新刊書案内欄に出てゐたりするので、まごついてしまふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
またマヤコフスキーとレーニンとピリニヤーク、パステルナックの、新刊書で埋れた。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
英米の新刊書を並べた露店式の台が二つ並んでいる。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
まず第一ページにおいてわれわれの目に大きく写るものが何であるかと思うと、それは新刊書籍、雑誌の広告である。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
三ちゃんは波屋書店の主人で、私が中学生時代からずっと帳付けで新刊書を買うていたのは三ちゃんの店であったし、三ちゃんもまた私の新しい著書が出ると、随分いい場所に陳列して売ってくれていたし、三ちゃんの店が焼けたことは感慨深いものがあり、だから、顔を見るなり、挨拶もそこそこにその事を言った。
— ――戦災余話 『起ち上る大阪』 青空文庫
新刊書が入手しにくくなったという苦情もきくが、しかし、入手し損って一生の損失になるようなそんな新刊書がどれくらいあろうか。
— 織田作之助 『僕の読書法』 青空文庫
新刊書の書棚を見て廻ったが、べつに手にとってみたい本もなかった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
○ 新刊書を買うて帰るときの感じ、恋人の足音を聞きながら、その姿を待つときの感じ、新鮮な果実に鋭利なナイフをあてたときの感じ。
— 種田山頭火 『夜長ノート』 青空文庫
作例 · 標準
書店には最新の新刊書がずらりと並んでいた。
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私は毎週、気になる新刊書をチェックするのが楽しみだ。
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この作家の最新刊書は、発売前から話題になっている。
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