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晴れ渡る

はれわたる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
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文例 · 用例
…… ――港で待つよ―― と、恁う申すのではござりませぬか、と言ひも未だ果てなかつたに、島の毒蛇の呼吸を消して、椰子の峰、鰐の流、蕃蛇剌馬の黄色な月も晴れ渡る、世にも朗かな涼しい聲して、 ――港で待つよ―― と、羽を靡かして、其の緋鸚鵡が、高らかに歌つたんです。
泉鏡太郎 印度更紗 青空文庫
…… ――港で待つよ―― と、恁う申すのではござりませぬか、と言ひも未だ果てなかつたに、島の毒蛇の呼吸を消して、椰子の峰、鰐の流、蕃蛇剌馬の黄色な月も晴れ渡る、世にも朗かな涼しい声して、 ――港で待つよ―― と、羽を靡かして、其の緋鸚鵡が、高らかに歌つたんです。
泉鏡花 印度更紗 青空文庫
夜が明け初めると間もなくその日は晴れ渡るであろう。
横光利一 南北 青空文庫
煙は拭うがごとく一掃に上から下まで漸次に晴れ渡る
夏目漱石 趣味の遺伝 青空文庫
僕は三河島の町屋と云ふ小農村に閑居中であつたが、丁度九日の夜の大風で、翌朝カラリと一天晴れ渡ると、午後俄然として濁流が押し寄せて来た。
木下尚江 臨終の田中正造 青空文庫
もっと強く風が吹けば、空の薄らがすみも晴れ渡るだろう。
豊島与志雄 花ふぶき 青空文庫
灰色の空は、はてしもなく重くおいかぶさって、晴れ渡る時は極く少ないうちに夜になって仕舞う。
宮本百合子 農村 青空文庫
そして、麗かな光に目を眩ませて顔を顰め乍ら、このやうに晴れ渡る日、広々と海を見晴らす横浜はどんなに壮快であらうかと駄夫を羨しがつた。
坂口安吾 竹藪の家 青空文庫
作例 · 標準
遠くまで見渡せるほど、空は青く晴れ渡っていた。
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嵐が去り、山頂からは見事なまでに空が晴れ渡っていた。
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窓の外を見ると、雲一つなく、空がどこまでも晴れ渡っていた。
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晴れ渡る(はれわたる) — 幻辞.com