殷
いん
名詞頻度ランク #34238 · 青空 262 例
標準
Shang dynasty (of China; approx. 1600-1046 BCE)
文例 · 用例
一|時麻雀競技會の常勝者としてその技法をたゞ驚歎されてゐた某が、支那人式の仕方からすれば至極幼稚な不正を行つてゐたことが分るし、結局麻雀界から抹殺されるに到つたなどは甚だ殷鑑遠からざるものとして、その心根の哀れさ、僕は敢へて憎む氣にさへならない。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
大空は名残なく晴れて朝日|麗かに輝き、光る物には反射を与え、色あるものには光を添えて雑踏の光景をさらに殷々しくしていた。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
見送ると小さくなって、一座の大山の背後へかくれたと思うと、油旱の焼けるような空に、その山の巓から、すくすくと雲が出た、滝の音も静まるばかり殷々として雷の響。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
それは歴史画の巨匠、梅沢狂斎が筆を揮った殷紂、夏桀、暴虐の図集であった。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
「や、いささかお灸でしたね、きゃッ、きゃッ、」 と笑うて、技師はこれを機会に、殷鑑遠からず、と少しく窘んで、浮足の靴ポカポカ、ばらばらと乱れた露店の暗い方を。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
それも日本橋寄から仲通へ掛けた殷賑で、西河岸橋を境にしてこなたの川筋は、同じ広重の名所でも、朝晴の富士と宵の雨ほど彩色が変って寂しい。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
暖爐の瓦斯は颯々と霜夜に冴えて、一層殷紅に、且つ鮮麗なるものであつた。
— 泉鏡太郎 『印度更紗』 青空文庫
時に殷に命じて鏡中雙鸞の圖を造らしむ、圖する處は、陽王其の寵姫の肩を抱き、頬を相合せて、二人ニヤ/\として將に寢ねんと欲するが如きもの。
— 泉鏡花 『聞きたるまゝ』 青空文庫
作例 · 標準
古代中国の殷王朝は、青銅器文化の発展で知られている。
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殷の時代の甲骨文字は、漢字の起源の一つと考えられている。
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殷の都、殷墟からは多くの遺物が発見されており、当時の社会を知る手がかりとなっている。
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殷の君主たちは、しばしば神託を求めて占いをしていたと伝えられている。
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ウィキペディア
殷 は、古代中国の王朝。考古学的に実在が確認されている中国最古の王朝である。殷代、商 、商朝、殷商とも呼ばれる。
出典: 殷 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0