生格
せいかく
名詞
標準
genitive case
文例 · 用例
日夏君や森口君は勿論、先生格の吉江弧雁氏に紹介されたのもその客間である。
— 芥川龍之介 『「仮面」の人々』 青空文庫
その時啄木を教へたのは同郷の和貝彦太郎氏、夕潮と号した新詩社の同人で当時は上京して麹町番町の与謝野先生のお宅の書生格の食客をしてゐた人で、啄木とは時々顔を合してよく知つてゐた様子である。
— ――一つのおぼえ書き―― 『新詩社と石川啄木』 青空文庫
里程を訊ねてもよく知らない人が多い、しんせつにせいかくに、教へてくれる人はなか/\すくない(安宿のおかみさんは、おばあさんでもさすがによく知つてゐるが)、今日訊ねたら、その一人はよく教へて下さつた、彼は中年の不具者だつた。
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
紫紺色の宗十郎頭巾を、だらりと髷の上からくるんでいる横顔が空明りのせいかくッきりと白い。
— 船路の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫
作例 · 標準
ロシア語の学習で、生格の格変化を覚えるのに苦労している。
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この名詞は、生格になると語尾が特殊な形に変化する。
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例文の中の「所有」を表す部分は、生格を用いて表現されている。
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