難癖
なんくせ
名詞頻度ランク #40115 · 青空 138 例
標準
fault
文例 · 用例
さようなれば吾々も役目柄、その通りに大公儀へ申上げねばならぬが……サア、サア、サアとか何とか難癖をつけて催促をしおるらしい。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
異色あるものに難癖をつけたがる。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
「何なりと難癖を附けずにゃいられんのが、あの婆さんの癖と見えるなあ。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
「ふだん人に難癖をつける娘も、僕の作った食もののうまさには一言も無いぜ。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
それでも堺屋の母はただ僕の母に表向きの難癖をつけたり、失敗を言い募ったりする、まだ単純なものでした」 ところが、木下の生みの母はなかなか手のある女だった。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
殊にも落第生たちは、おのれの不勉強を棚に上げ、進級生たちに何かと難癖をつけて見たいだろうし、その進級生全部の犠牲になって槍玉にあげられたのは清国留学生の周さんだ、と言えない事もない状態であったのである。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
叔父さんが、ああだ、父さんが、それだ、と難癖を附けちゃ破談だ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
どこをどう聞き廻ったって、あのお嬢さんに難癖を着けるものはありません。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
あの部長は、部下の提出するレポートにいつも何かと難癖を見つけては修正を命じる。
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せっかくきれいに掃除したのに、隅の方の埃を指摘されて姑に難癖をつけられた。
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彼は負けず嫌いな性格で、試合に負けると審判の判定に難癖をつけ始める。
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