這裏
しゃり
名詞
標準
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文例 · 用例
這裏には惡しきもの住めり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
さらば此男も、身體こそ無造作に刻まれた肉魂の一斷片に過ぎぬが、人生の大殿堂を根柢から搖り動かして轟き渡る一撞萬聲の鯨鐘の聲を深く這裏に藏して居るのかも知れない。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
或は又、「空腹」の影薄さも這裏に宿つて居るかも知れない。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
さらば此男も、身体こそ無造作に刻まれた肉塊の一断片に過ぎぬが、人生の大殿堂を根柢から揺り動かして響き渡る一撞万声の鯨鐘の声を深く這裏に蔵して居るのかも知れない。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
棕櫚箒を砧で打ったような髯――この気魄は這裏に磅瀁として漲っている。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
ただ這裏の福音を述べて、縁ある衆生を麾くのみである。
— 夏目漱石 『草枕』 青空文庫
彼が何ぞと云うと、むかっ腹をたててぷんぷんするのでも這裏の消息は会得できる。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
彼が武右衛門君に対して「そうさな」を繰り返しているのでも這裏の消息はよく分る。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
作例 · 標準
この古文書に書かれている這裏には、重要な秘密が隠されている。
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這裏にある情報は、まだ一般には公開されていない。
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箱の這裏をよく探したら、失くした鍵が見つかった。
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