成金趣味
なりきんしゅみ
名詞名詞-の形容詞
標準
the ostentation (bad taste) of the nouveau riche
文例 · 用例
が、弓子の眼には、ただ虚栄と成金趣味の茶室としか見えなかった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
成金趣味だよ、失敬だよ。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
「お料理屋のお部屋みたいね」「うん、成金趣味さ。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
否、寧ろ、かのケバケバしいブウルジユワ成金趣味は、凡て「ハイカラ」とは縁の遠いものである。
— 岸田國士 『『ハイカラ』といふこと』 青空文庫
たとへば江戸趣味に於ては軽蔑せられる成金趣味が大阪に於てはそれが人の子の当然なる発露として謳歌せられる類ひであつて、人間の気質の俗悪の面が甚だ素直に許容せられてゐる。
— 坂口安吾 『大阪の反逆』 青空文庫
美しいもの、楽しいことを愛すのは人間の自然であり、ゼイタクや豪奢を愛し、成金は俗悪な大邸宅をつくつて大いに成金趣味を発揮するが、それが万人の本性であつて、毫も軽蔑すべきところはない。
— 坂口安吾 『デカダン文学論』 青空文庫
美しいもの、楽しいことを愛すのは人間の自然であり、ゼイタクや豪奢を愛し、成金は俗悪な大邸宅をつくって大いに成金趣味を発揮するが、それが万人の本性であって、毫も軽蔑すべきところはない。
— 坂口安吾 『デカダン文学論』 青空文庫
しかし私のように、意志によって中毒をネジふせて退治するというのは、悪どく、俗悪きわまる成金趣味のようなもので、素直に負けて死んでしまった太宰や田中は、弱く、愛すべき人間というべきかも知れない。
— 麻薬・自殺・宗教 『安吾巷談』 青空文庫
作例 · 標準
彼の部屋は、金ぴかの装飾品ばかり並んでいていかにも成金趣味だ。
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「そんな成金趣味な服をわざわざ着て、見せびらかしたいの?」
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派手なロゴが目立つブランド品だけで固めるのは、成金趣味と言われかねない。
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ウィキペディア
成金趣味(なりきんしゅみ)は、人の趣味の形態を表現する言葉。成金、すなわち急に金銭的に裕福になった者が、このことより贅沢に暮らしているような形態のことである。
出典: 成金趣味 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0