戯
あじゃら異読 あじゃれ・あざれ
名詞頻度ランク #31806 · 青空 1213 例
標準
pleasantry
文例 · 用例
さらでだに観念を必要としない衣食住万能派等が、一層観念なので、遊戯としてさへ取上げなくなるからである。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
僕なぞまだ何処にも発表しない頃のことだし、何れ高森の方が早く所謂詩壇に出るのであらうと思つてゐたが、游牧記の後では、石川道雄主宰の半仙戯、其の後は友野代三主宰の童説といつたあまり世間の表てに顔を出したがつてゐない雑誌に発表するだけで、一向に其の他に発表はしたがらないのであつた。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
二人の仲の好い成人が、子供の片言のようなことをしゃべり合って、何時間もの長い間、笑ったり戯れたりしている風景こそ、おそらく真にフェアリイランド的であったろう。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
寺の住持になって世を隠遁し、読経と墓掃除に余生を送りたいといった彼の言葉は、決して一時の戯れではなく、彼の心の無限の悲哀を告白した言葉であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
『あなたの鼻高い、あなたの眼大きい』などという時、夫人はいつも指でヘルンの顔を突ついたりして、子供を扱うようにして戯れからかった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
まるっきりの、根っからの戯作者だ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
「だいいち」と私は思ふのだつた、「あの女は、俺を嫌つてもゐないのだし、それにむかふの男がそんなに必要でもなかつたのだ……あれは遊戯の好きな性の女だ……いつそ俺をシンから憎むで逃げてくれたのだつたら、まだよかつただらう……」 実際、女は慥かにさういふ性の女だ。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
見えなくならうとする前に彼は一寸振向いて、「お嬢さんさよなら」と、高い声で巫戯けて云つた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
作例 · 標準
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