勇進
ゆうしん
形容動詞名詞動詞-サ変
標準
dashing forward bravely
文例 · 用例
けれども過去現在の狭められた女性の生活、経験に満足しないで人としてもっと深く広く観、感じ味わうべき世界を求めて勇進しようとする者は箇性の内容の貧弱さから人生をその物本然の姿で見る丈の大きさが欠けている。
— 宮本百合子 『概念と心其もの』 青空文庫
一九四 諸佛の出現は樂なり、正法を演説するは樂なり、僧衆の和合するは樂なり、和合衆の勇進するは樂なり。
— 荻原雲來訳註 『法句經』 青空文庫
戦地に出るは、此れ死地に勇進するなり。
— 関寛 『関牧塲創業記事』 青空文庫
今日に至り病馬無く、且つ一般の順序を得るを喜びて、西風吹送野望清 万樹紅黄色更明扶杖草鞋移歩処 只聞山鳥与渓声此れより層一層の勤倹を守り、一身を苦境に置くに勇進せり。
— 関寛 『関牧塲創業記事』 青空文庫
勇進するという心は一つであるけれども、方法として用いる場合と目的いかんによって善と悪とに岐れるですから、何事にしろただ勇進すればよいという訳にはいかない。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
ただ旺盛な元気を何時でも持って小成に安んぜず、勇進向上する者の謂である。
— 大隈重信 『青年の新活動方面』 青空文庫
「愚衲熟肉蓄妻の弊事浸入せしより、清浄の練者は変じて汚穢の醜場と成り、僧侶活溌勇進の気風は、忽ち怠惰|侈靡の姿と化し、爽快なる禅機腐敗して、慷慨悲憤の丈夫心を失」うと云うのが、洪川老師の痛大息して堪えざるところなのである。
— 鈴木大拙 『洪川禅師のことども』 青空文庫
表紙は糸瓜の宿の衷平(碧童)の手でゆうしんじようとなつてゐる。
— 芥川龍之介の囘想 『二つの繪』 青空文庫
作例 · 標準
彼は困難にも怯まず、勇進し続けた。
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我々も、この状況に勇進して立ち向かおう。
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その若者は、若さゆえの勇進で、次々と難題をクリアしていった。
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