学報
がくほう
名詞
標準
academic bulletin
文例 · 用例
その後に Van Hinloopen Labberton が一九二五年のアジア協会学報に載せた論文を読んで、自分の素人流の対比がそれほど乱暴なものでなかった事を知ると同時に、外国の学者の間ではこれがかなり前から問題になっている事を知るに至った。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
あとがき この「惜別」は、内閣情報局と文学報国会との依嘱で書きすすめた小説には違いないけれども、しかし、両者からの話が無くても、私は、いつかは書いてみたいと思って、その材料を集め、その構想を久しく案じていた小説である。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
蛇の足 六月号へ本篇三を出し未完と記しながら、後分を蛇の体同様長々と出し遅れたは、ちょうどその頃|谷本富博士より、三月初刊『臨済大学学報』へ出た「蛇の宗教観」を示された。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
一般読者階級には、科学小説に興味をもつ者も少く、科学を理解する者の頭から純然とひねりだされた科学小説もなく、そしてまた科学者たちは本来の科学研究を行うのに寧日なく、自己の科学趣味や科学報恩の意志を延長して科学小説にまで手を伸ばそうという人は皆無だった。
— 海野十三 『『地球盗難』の作者の言葉』 青空文庫
戦争中、文学報国会として戦争協力した文芸家協会は、再出発後も理事会を目下エロティックな文学で活躍している数名の通俗作家によって独占されている。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
やがて全く自主の世界を喪った純文学が、文学の外のよりつよい軍事的な政治力にすっかり圧倒されて、文芸協会は文学報国会となり軍情報部と情報局の役人をその理事に頂く有様となった。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
「農民文学懇話会」の人々が、拓務省・農林省と一緒に「大陸開拓文芸懇話会」をつくり、「文芸家協会」「日本ペンクラブ」「日本女流文学者会」などは、軍部と検事局思想部の統制のもとに「文学報国会」となって、全く文学を軍事的な目的に屈従させてしまった。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
ばからしい、いかめしい官僚組織になって、文学報国会となった。
— 宮本百合子 『ある回想から』 青空文庫
作例 · 標準
大学の社会学部から最新の学報が届いた。
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その研究論文は、先月、研究所の学報に掲載された。
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学生は、セミナーに関するお知らせのために学報をチェックすることがよくある。
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