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暴れ狂う

あばれくるう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞
1
標準
to rage
文例 · 用例
男のひとりは伏せ籠を持って来て、暴れ狂う鶏をどうにか斯うにか押し込んだが、かれはその籠を破ろうとするように、激しく羽搏きして暴れ狂っていた。
大森の鶏 半七捕物帳 青空文庫
八蔵はその足で大森へまわって、かの茶屋へ二羽の鶏を売ったが、その時には皆おとなしく翼を収めて、前のように暴れ狂うことは無かった。
大森の鶏 半七捕物帳 青空文庫
難破船は、薄やみの中に、暴れ狂う怒濤の中に、伝奇小説の中で語られた悲しき運命の船のごとくに、とり残された。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
持っている松明をからりと投げ捨てて、七、八人が一度に寄り合って来て、まず暴れ狂う小坂部を取り押さえた。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
而も、此の風雨の暴れ狂う漆黒の闇の中に、勝平は飛び込んだ黒影と、必死の格闘を続けていたのだ。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
彼は手早く台所の棚から、カンテラを取り出すと、取り乱す容子もなく、灯を点じて、戸外同様に風雨の暴れ狂う広間の方へと、勇ましく立ち向った。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
うっかりしていると、突き倒され、踏みにじられるのは知れているので、わたしは早々に引っ返して、さらに町内の酒屋の角に立って見わたすと、番町の火は今や五味坂上の三井邸のうしろに迫って、怒涛のように暴れ狂う焔のなかに西洋館の高い建物がはっきりと浮き出して白くみえた。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
うっかりしていると、突き倒され、蹈みにじられるのは知れているので、わたしは早々に引返して、更に町内の酒屋の角に立って見わたすと、番町の火は今や五味坂上の三井邸のうしろに迫って、怒濤のように暴れ狂う焔のなかに西洋館の高い建物がはっきりと浮き出して白くみえた。
岡本綺堂 火に追われて 青空文庫
作例 · 標準
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暴れ狂う(あばれくるう) — 幻辞.com