臨幸
りんこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
emperor's visit
文例 · 用例
客と主人との間の話で、今日学校で主人が校長から命ぜられた、それは一週間ばかり後に天子様が学校へご臨幸下さる、その折に主人が御前で製作をしてご覧に入れるよう、そしてその製品を直に、学校から献納し、お持帰りいただくということだったのが、解ったのであった。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
○ 天皇は学校に臨幸あらせられた。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
わが日東扶桑国、いにしえより上帝臨幸し、教えを垂れ、神を敬い、下を恵み、皇統連綿、無窮に伝え、国は神国、仁義堂々、諸域にまさる。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
明治六年、明治大帝、最初の特別大演習御統監のため臨幸あらせられた際、この土牢をご覽あそばして、群臣に仰せられた御言葉の一端が誌してある。
— 嘉村礒多 『滑川畔にて』 青空文庫
一、同じく二十七日から三日に渉り、麻布鳥居坂の井上外相邸で、初日は天皇、二日目は皇后、三日目は皇太后、三陛下の臨幸を仰いで演劇天覧。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
天皇陛下某處へ御臨幸の途上、偶ま重罪人の刑場に赴く者ありて御目に留り、其次第を聞食されて一時哀憐の御感を催ふされ、彼の者の命だけを赦し遣はせとの御意あらば、法官も特別に之を赦すことならん。
— 福沢諭吉 『帝室論』 青空文庫
そうしてその三方の縁側には、本省の官吏や府県の随行員や新聞記者が数多並んで、これも籐椅子に腰をかけていた、陛下にも開会式と閉会式とに臨幸があって勅語を賜わった外に、一回会議を聴聞あらせらるるために臨幸があって、一時間余も私どもは天顔に咫尺したのである。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
また天武天皇の十二年に、王女の病|篤かった時天武天皇御自ら臨幸あった程であるから、その以前からも重んぜられていたことが分かる。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
作例 · 標準
天皇陛下が被災地を臨幸され、避難所で生活する人々に温かい言葉をかけられた。
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明治時代、この工場に天皇の臨幸があった記念として、立派な石碑が建てられている。
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警備が物々しいと思ったら、どうやら午後に天皇陛下の臨幸が予定されているらしい。
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