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陰気

いんき
形容動詞名詞頻度ランク #35884 · 青空 2102
1
標準
gloomy
文例 · 用例
誰しも陰気よりは陽気の方が凡そ好きなのに相違はないのに、「陽気な文学を」といふのが一つの文学上の提案となるためには少しくましな何事かであらねばならぬ。
中原中也 文学に関係のない文学者 青空文庫
もつと悪い場合を想像すれば、文学の雑文を書かうとして、何の文学に関するネタもない所から、どうも鬱々として、その揚句、「一体全体文学が陰気だぞ!
中原中也 文学に関係のない文学者 青空文庫
しかし何となく陰気に薄暗くじめじめして、妙に気味の悪い厭な感じがしたので、夫人が直覚的に反対したにもかかわらず、ヘルンは一見して大いに気に入り、『面白いの家』『面白いの家』と、子供のように嬉しがって、是非それを買おうと言った。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
化物屋敷の一件以来、おそらくは『面白いの家』という言葉などが、一種の反語として家族中に流行し、すべての不潔の家、陰気な家などを指す代名詞になったであろう。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
まえにも何回となく言って言い馴れているような諳誦口調であって、文章にすればいくらか熱のある言葉のようにもみえるが実際は、れいの嗄れた陰気くさい低声でもってさらさら言い流しているだけのことなのである。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
総じて陰気くさくつて而もバラ/\だ。
中原中也 生と歌 青空文庫
分つてゐてなほ分つてゐないと同様な態度で生きてゐなければならないかゞ分らなければならない――それは人が卑屈になるからだ、必要以上に陰気になるからだ。
中原中也 生と歌 青空文庫
さうした所は、単に温泉町そのものの気分が田舎めいて陰気くさいばかりでなく、周囲の自然そのものからして、妙に百姓じみて感じが重苦しい。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
作例 · 標準
彼は普段から口数が少なく、どこか陰気な雰囲気をまとっている。
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閉店後のデパートは、照明が落とされて陰気な印象だった。
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「今日の天気は陰気で、気分まで沈んでしまうね。」
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2
標準
spirit of yin
作例 · 標準
東洋思想では、陰気と陽気のバランスが健康を保つ上で重要だとされる。
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古来より、夜は陰気が満ちる時間と考えられてきた。
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彼女の作品は、陰気を帯びた色彩で描かれ、神秘的な魅力がある。
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