怠る
おこたる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #26752 · 青空 1400 例
標準
to neglect
文例 · 用例
そう云った風に夢中になっているときには、暑さや寒さに対して室温並びに衣服の調節を怠るような場合がどうしても多い上に、身心ともに過労に陥るのを気持の緊張のために忘却して無理をしがちになるから自然風邪のみならずいろんな病気に罹りやすいような条件が具備する訳かと思われるのである。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
それは、英独には地震が少ないからと言って日本で地震研究を怠る必要のないと同様である。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
もとより私は畜犬に対しては含むところがあり、また友人の遭難以来いっそう嫌悪の念を増し、警戒おさおさ怠るものではなかったのであるが、こんなに犬がうようよいて、どこの横丁にでも跳梁し、あるいはとぐろを巻いて悠然と寝ているのでは、とても用心しきれるものでなかった。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
眼蓋をあけて居るのが大儀にも思はれたが、人がどんな目付をして自分を見てゐるであらうかと云ふ邪みが先になつて、彼は四辺に注意を配ることを怠ることが出来なかつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
思出させようとするために、鐘を撞く事を怠るな。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
信心深いイワンは安息日の礼拝に出席するのを怠るようなことはなかったとしても、その他の日は、一日爐ばたに寝そべって独将棋をしたり、遊園地へ行って観覧車に乗ったり、さもなければ二階の窓から遠方の嶺に雪の積っている山を眺めたりして、気儘に暮すばかりでありました。
— 渡辺温 『イワンとイワンの兄』 青空文庫
そして銀座の散歩も、もう歩き足り、見物し足りた気怠るさを、落した肩と引きずる靴の足元に見せはじめた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
娘の憂愁が私にも移ったように、物憂く、気怠るい。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to improve (of an illness)
作例 · 標準
例句