端折る
はしょる異読 はしおる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to tuck up (a kimono skirt)
文例 · 用例
話が煩雑になるので、端折るが、それは、「溝を作るのに、便所の台柱が三寸か四寸、邪魔になる。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
これだけ話してしまえば跡は本当に端折るよ。
— 森鴎外 『独身』 青空文庫
が、この町が火事だと聞くが早いか、尻を端折る間も惜しいように「お」の字|街道へ飛び出したそうです。
— 芥川龍之介 『温泉だより』 青空文庫
」 山岡は、そんな駄々はいっさい構わないといったような態度で、足袋をぬいで裾を端折ると、そのまま裸足になって、ずんずん沼の泥水の中に入って行った。
— 伊藤野枝 『転機』 青空文庫
」 大小の鍔際を抱えるように、グッと握って胸へあてたが、片手で裾を端折ると、さながら疾風が渦巻くように、月夜に延びている街道を、走り下ったものである。
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
又渡り台詞で言ふことすら、此処は多く端折ることになつてゐる。
— 折口信夫 『手習鑑雑談』 青空文庫
綺麗な花火をお目にかけやしょう」 立ちのまま言いながら圓遊は、高座で十八番の「すててこ」を踊るときのように、新しい手拭で鉢巻をし、尻を端折ると、最前の新聞紙をバサバサ開いた。
— 正岡容 『圓朝花火』 青空文庫
鮫は朝鮮の一の切れ、目貫は金で断の一字、銘を天福輪と切った稀代の剛刀――ぐいと、背後ざまに落とし差した下谷の小鬼、伴大次郎、黒七子の裾を端折ると一拍子、ひょいと切戸を潜って戸外へ出た。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
作例 · 標準
動きやすいように、着物の裾を帯に端折って作業を始めた。
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昔の女性は、水仕事をする際に着物を端折っていたと聞く。
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彼は、着流しの浴衣の裾を大胆に端折って祭りを楽しんでいた。
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標準
to make short (a story, explanation, etc.)
作例 · 標準
時間がなかったので、説明を端折って結論だけを話した。
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長い話だったので、要点を端折って伝えてもらった。
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彼はいつも話を端折って話すので、たまに真意が伝わりにくい。
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