老少
ろうしょう
名詞
標準
young and old
文例 · 用例
これ蓋し深川綾子の建案にて、麹町の姫様檀那となり、あまたの貴婦人これを扶け、大法会を修して縊死の老婆を追善し、併せて鮫ヶ橋の貧民の男女を論ぜず、老少を問わず、天窓数一人に白米一斗、無慮一百石を散ぜんとする未曾有の施行なりき。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
是等の老少不同の雜然たる人の群がこの一樣の服裝で統一されてゐると云ふ 〔paralle'lisme〕 はちやうど若沖の群鷄圖と同じ意味で著しく視官に媚びるけれども、同時に人をして彼等を diminutif に觀察せしむるに至るのである。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
如何にも貴様の云う通り人間は老少|不定。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
が、氏のリアリズムは、文壇における自然派系統の老少幾多の作家の持っているリアリズムとは、似ても似つかぬように自分に思われる。
— 菊池寛 『志賀直哉氏の作品』 青空文庫
只今のごとく産土神が往復山道一里|乃至五里、はなはだしきは十里も歩まねば詣で得ずとあっては、老少婦女や貧人は、神を拝し、敬神の実を挙げ得ず。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
そりゃあ老少不定で寿命ずくなら仕方もねえわけだが、その死んだのが丁度十七の年で、先のお安という娘と同い年だ。
— 津の国屋 『半七捕物帳』 青空文庫
ここに獅子、猛き獅子、少き獅子、大獅子、小獅子と五種の獅子を記しているが、原語においてはいずれも別々な語を用いてあって、老少種別等に応じて種々の名の付けられてあった事が分る。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
昔は鎗が迎ひに出る、今は時間極めの自動車乘らぬが損なやうに、一山何文、ぎつしりつめて、老少男女を吹きわけて四條橋を渡るすさまじさ。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
作例 · 標準
お祭りの日は老少問わず、村中の人が広場に集まって盆踊りを楽しむ。
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このスポーツは老少を問わず、誰でも自分のペースで始められるのが魅力だ。
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会場には老少の区別なく、彼の歌声に涙するファンで溢れ返っていた。
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