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自己陶酔

じことうすい
名詞動詞-サ変
1
標準
narcissism
文例 · 用例
しかしそれは一個の自己陶酔、自己|慰藉にすぎないことを知った。
有島武郎 想片 青空文庫
哀れな自己陶酔と自ら嘲った気持には、円タク助手などしていていつに成ったら母親を迎えに行けるかという自責が働いていた。
織田作之助 青空文庫
お説教なんて、自己陶酔だ。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
だがこれは病理学でいう「自己陶酔症」などいう病的なものではないよ。
岡本かの子 健康三題 青空文庫
」 斯んなことを云はれると私は、真に失恋者の境涯であるかのやうな悲し気な自己陶酔に陥るのであつた。
牧野信一 熱い風 青空文庫
彼女は自己陶酔者であつた。
徳田秋聲 水ぎわの家 青空文庫
後年それが段々趣味的になり、洒落になり、自己陶酔的に陥り、才華に委せて、自身の興味に溺れて行けたことは、寧ろ彼の芸術生活の此の上もない幸福であらう。
徳田秋聲 亡鏡花君を語る 青空文庫
やつぱり一人がよろしい雑草やつぱり一人はさみしい枯草 自己陶酔の感傷味を私自身もあきたらなく感じるけれど、個人句集では許されないでもあるまいと考へて敢て採録した。
種田山頭火 草木塔 青空文庫
作例 · 標準
鏡の前で自分のポーズをチェックし続ける彼の姿は、まさに自己陶酔そのものだ。
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自分の声に聞き惚れて、独りよがりのスピーチを続ける自己陶酔的な上司。
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演奏が終わった後、ピアニストはしばらく自己陶酔に浸るかのように動かなかった。
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