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求縁

きゅうえん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
courtship
文例 · 用例
広告はすべてこの求縁か占いか何方かだった。
牧逸馬 生きている戦死者 青空文庫
キスのやり方は求縁と占いの広告で女を釣って、ブダペストのアパアトメントかツインコタの家へ誘き寄せたのだ。
牧逸馬 生きている戦死者 青空文庫
」 人生を併合する――と呟いて、コウツはにっこりした――何だ、鳥渡気取った言い廻しだが、求縁とある通り、要するに結婚のことじゃないか。
牧逸馬 斧を持った夫人の像 青空文庫
求縁とはあるものの、不注意に読過したのでは一寸何のことか判らないほど、気を付けて物を言っているのだ。
牧逸馬 斧を持った夫人の像 青空文庫
2「求縁――インデアナ州ラ・ポウト郡の風光明媚なる地域に、収穫多き農園を経営する美貌の寡婦、最も便宜なる近き将来において財産と人生を併合する意思の下に、相当以上の資財ある紳士との御交際を求む。
牧逸馬 斧を持った夫人の像 青空文庫
先日、土地の新聞に載っていた求縁広告を見て出した照会に、今返事が来て、小金のある独身の伊太利人トマソ・ラノ――この男は長らくルイヴィル市の青物市場の世話役をして其の頃は半ば隠退していた――が、南欧人だけに情熱的に轟く胸を抑さえながら、手にした、インデアナからの優しい水茎の跡に飽かず見入っていた。
牧逸馬 斧を持った夫人の像 青空文庫
漫画を描いて雑誌に売り込んだりなどしていた、これも独身者のケネス・オハラという愛蘭土生れの画家が、ふと新聞の個人広告欄に眼を留めて、知らず識らず吸い込まれるように、「求縁――インデアナ州ラ・ポウト郡の風光明媚なる地域に、収穫多き農園を経営する美貌の寡婦――」 貪り読んでいる。
牧逸馬 斧を持った夫人の像 青空文庫
が、ホッシュが詐欺罪で挙げられて、出獄後も音信が絶えると、間もなく夫人は、引退すると称してあのラ・ポウト郡フレモント丘に農園を購って移り住み、直ちに新聞の求縁広告を利用して中年の独身男を誘き寄せ、持って来た金を奪って斧で斬殺する手を案出し、引き続き実行してきたものだ。
牧逸馬 斧を持った夫人の像 青空文庫
作例 · 標準
彼は三十路を過ぎてから真剣に結婚を考え始め、週末はもっぱら知人の紹介や求縁活動に励んでいる。
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「もし職場に独身でいい人がいれば紹介してよ」と、彼女はランチの席で冗談めかして求縁の意思を伝えた。
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最近流行りの求縁サイトで意気投合した女性と、今日初めて直接カフェで会うことになり、彼は朝から落ち着かない。
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