甲斐性なし
かいしょうなし
名詞
標準
being good-for-nothing
文例 · 用例
大の男が五人も寄ってる癖に全くあなたがたは甲斐性なしだわ。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
「――どうせ僕は甲斐性なしです。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
そして、お前が俺にせがむように、世の中の女房という女房が、みんな自分の亭主は甲斐性なしだと思い込んでいるんだ。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
女房に甲斐性なしと罵られる位が関の山だ。
— 葉山嘉樹 『工場の窓より』 青空文庫
あなたも、至極の甲斐性なしと云うわけではないが、そんな大事の場所へ行ける器量ではない。
— 菊池寛 『大力物語』 青空文庫
何しろ、君のような、なまけ者の甲斐性なしに娘をくれるわけにはゆかんから、もう帰ってくれ!
— 平林初之輔 『探偵戯曲 仮面の男』 青空文庫
十等めし一本を食ひ餘すなんて、なんていふ甲斐性なしだ!
— 島木健作 『癩』 青空文庫
十等めし一本を食い余すなんて、なんという甲斐性なしだ!
— 島木健作 『癩』 青空文庫