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離船

りせん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
leaving a ship
文例 · 用例
高桑中尉は、この際、兵員のほうが貴重だから火砲を捨てて船を浮かせようといい、石黒少佐は火砲を捨てたら今回の追送の意義がなくなると主張して議論になったが、夜になるとまた荒模様になり、波がどんどん甲板を越えだしたので、目的論より離船の方法を考えるほうが先決問題になった。
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ところで、立山丸の浸水は午前八時現在で三メートルを越え、船腹の亀裂は船尾から船首まで開裂してものすごい形相になり、強い波に一撃されたら船体が両断してしまうだろうという状況で、一刻も早く人員を離船させなければならぬ危急に迫られた。
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離船の命令が出ると、浜田隊の兵隊たちは一斉に舷側へ走り、ロープや繩梯子に縋って喊声をあげながら筏へ飛び移ったが、するままに冷淡に放置され、規律も秩序もあったものではなく、眼もあてられない混乱ぶりで、ほとんど半数が海へ落ち、浮き沈みしながら押しあったり蹴あったりした。
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筏 (1) 離船作業が完了すると、石黒少佐は一号艇へ移り、高桑中尉も三号艇へ乗りこんだ。
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石黒少佐は顔を蒼ずませてボートの中で立ちあがると、「離船命令を棄却して置きながら今更なにをいうか、生きて帰ってきてみろ、重刑に処してやるから」 と罵りかえした。
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細目の協定が夕方までつづけられ、各個の安全が確実に保証される見込みのついたところで主計主任を呼び、六艘の舟艇に乾麺麭、飲料水、海図、磁石、綱具、その他、サン=ルイまでの航行に必要な物資を今夜のうちにこっそりと積み込むようにいいつけ、猶、配乗の機微は離船の直前まで厳秘することに申合せをした。
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軍艦を捨てよう」 ショオマレェは艦橋にあがって離船の告示をし、警備隊の兵隊に筏では装備を濡らすおそれがあるから、兵器は甲板に置けと命令した。
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海軍省に提出したショオマレェ中佐の「海難報告書」によれば、離船完了の七月五日、午前七時現在で、筏には百四十五名(アルマン・グラヴィエルの「亜弗利加沖難破の真相」では百四十七名)の人員が乗っていた。
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作例 · 標準
港に到着後、乗客は速やかに離船した。
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彼は船長に離船の許可を求めた。
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緊急時の離船手順について、事前に説明があった。
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