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動静

どうせい
名詞
1
標準
state (of affairs)
文例 · 用例
先日思いがけなくT君が帰省して、いろいろ東京の様子や、最近の文学の傾向や人々の動静をきくことができた。
黒島傳治 田舎から東京を見る 青空文庫
これに反して驚くべく大きな見出しで出ているものの内で、知名の人の死に関する詳細な記事とか、外国から来た貴賓の動静とかはまだいいとしたところで、それらよりももっと今の新聞の特色として目立っているものは、この世の中にありとあらゆる醜悪な「罪」に関する詳細の記事である。
寺田寅彦 一つの思考実験 青空文庫
良人が父の助手時代は、私はまったくこどもで、良人の動静については殆ど知りませず、年頃になってから、正月と盆にだけ私の実家へ挨拶に来る紳士があって、それが今の良人であったのですが、ただ普通に義理堅い父の旧弟子の一人と思っていただけです。
岡本かの子 扉の彼方へ 青空文庫
そして常に目指す敵の動静を見張りながら、味方のこれに対する構えを変化させて、持久戦をつづけたのでした。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
幼いものは、驚破というと自分の目を先に塞ぐのであるから、敵の動静はよくも認めず、血迷ってただ燥ぐ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
」 といってちょいと句切り、煙管を手にして、莨を捻りながら、動静を伺って、「さあさあ、誰方でもどうでござんす。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
均平も学校を卒業するとすぐ、地方庁に官職をもったこともあるので、政治には人並みに興味があり、議会や言論界の動静に、それとなく注意を払ったものだったが、彼自身の生活がそれどころではなかった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
「……只今では最後の懸案として、あの区長の動静について注意しているのですが」「ハイ。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
作例 · 標準
彼の動静がまったく分からず、家族は心配している。
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警察は容疑者の動静を慎重に探っている。
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世界情勢の動静を常に注視する必要がある。
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