粉茶
こちゃ異読 こなちゃ
名詞
標準
powdered (green) tea
文例 · 用例
徳用の浜茶や粉茶も割合に売れた。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
煮る団茶、かき回す粉茶、淹す葉茶はそれぞれ、唐、宋、明の気分を明らかに示している。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
その後|宋の茶人らが粉茶を用いるに至って、彼らは濃藍色および黒褐色の重い茶碗を好んだ。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
粉茶は全く忘れられている。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
日常の使用には煎茶が粉茶に取って代わるに至った、といっても粉茶は今なお茶の中の茶としてその地歩を占めてはいるが。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
だから、粉茶の上等がいいというわけになる。
— 北大路魯山人 『鮪の茶漬け』 青空文庫
粉茶のだし方は人も知るように、粉茶専用の小さなざるがある。
— 北大路魯山人 『鮪の茶漬け』 青空文庫
なぜなら、粉茶は茶の残りを集めたいわば茶のくずであるから、埃などがまじっていよう。
— 北大路魯山人 『鮪の茶漬け』 青空文庫
作例 · 標準
茶碗に「粉茶」を入れ、お湯を注いでよく混ぜる。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
この製菓材料は、「粉茶」を練りこんで作られているので、抹茶の風味がしっかりする。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
急須を使わずに手軽に飲める「粉茶」は、忙しい朝にぴったりだ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
粉茶(こなちゃ)は、荒茶から煎茶を作る製造工程で出た粉状の切れ端を集めたもの。茎茶や芽茶と並んで出物と呼ばれる。いわば煎茶の切り落としのようなものであるため安価だが、茶葉の質そのものは煎茶に劣るものではないため、価格の割りに良い味のものが多いとされている。
出典: 粉茶 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0