厄日
やくび
名詞
標準
unlucky day
文例 · 用例
五月八日 明くれば十月二十五日自分に取って大厄日。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
曇、さすがに厄日前後らしい天候。
— ――其中日記から―― 『鉄鉢と魚籃と』 青空文庫
九月四日朝焼、曇、雨、厄日頃らしい天候。
— 大田から下関 『行乞記』 青空文庫
この十九日というのは厄日でさ。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
私どもの分際でこう申しちゃあ失礼でございますけれども、何だかあなたはお厄日ででもいらっしゃいますように存じますわ。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
二百十日という厄日が、古来の経験で恐れられていた実証が、あまりに如実だったので、夕方凪ぎ晴れてきた時には、その渦雲を浮べた空に私は半ば讃嘆したような感じを持った。
— 鷹野つぎ 『窓』 青空文庫
八月廿四日 朝は曇つて厄日前の空模様だつたが、おひ/\晴れた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
夕焼の色が不穏だつた、厄日近しといふ天候。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
作例 · 標準
朝から電車は遅れるし、財布は忘れるしで、今日は本当に厄日だ。
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「おっと、お気に入りの皿を割ってしまった。どうやら今日は厄日らしい」
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大切な商談の日に限って風邪を引くなんて、最悪の厄日としか言いようがない。
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標準
critical day (for a crop)
作例 · 標準
二百十日は農家にとって厄日とされ、台風の襲来を警戒して備えを固める。
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「稲が実るこの時期に大雨が降るとは、まさに厄日が現実になってしまった」
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収穫間近の作物を守るため、厄日の到来を前に風よけの柵を設置した。
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