別字
べつじ
名詞
標準
different letter
文例 · 用例
後者の例としては第四行「窟」第六行「裟」第九、十行「勤」第十一行「難」第十四行「次」とすべき所に無理な形或は全く別字を用ゐてゐる。
— 狩野亨吉 『天津教古文書の批判』 青空文庫
遠叔ハ松山藩士ニシテ即今ノ中洲先生ノ別字ナリ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
珍碩――珍夕、曲翠――曲水その他、同音別字を用いた例はいくらもあるからである。
— 柴田宵曲 『古句を観る』 青空文庫
でもよくまあ、いのちにべつじょうがなくて着陸できたもんだね」「千ちゃん、いったいここはどこの国だい」「さあ、どこの国か、どこの星なんだか、けんとうがつかないね。
— 海野十三 『宇宙の迷子』 青空文庫
赤穂の衆を見ても、大石殿はべつじゃが、大野、奥野、千石どころの重臣に、節操のある奴はおらぬ。
— 吉川英治 『べんがら炬燵』 青空文庫
「御城代のお言葉ですけれど、領民や家臣たちの大切なことと政治とはべつじゃないでしょうか」 半之助はすぐさまこう続けた。
— 山本周五郎 『半之助祝言』 青空文庫
くつをはいて、書庫の前にいって、錠前をしらべてみましたが、べつじょうありません。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
みずのくんのにいさんが、とくべつじかけのアクアラングを二くみもっているので、それをかりてくるようにたのみました。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
作例 · 標準
彼の名前の漢字は、戸籍上は旧字体の別字で登録されているらしい。
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パソコンで入力しようとしたら、似ているけれど別字の漢字に変換されてしまった。
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古文書を解読する際、現代の漢字とは異なる別字が使われていて苦労した。
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