気をつける
きをつける
表現動詞-一段
標準
to be careful
文例 · 用例
彼は往来で医者の看板に気をつける自分を見出すようになった。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
僕も、気をつけるがね。
— 太宰治 『美男子と煙草』 青空文庫
なんでも元気をつけるにゃアこれに限るッて事よ!
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
二人が飛びこんでから急ににぎおうて来て、いつしか文公に気をつける者もなくなった。
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
今のように、身体で庇って、とんだ怪我でもしちゃ不可ん、気をつけるんだよ、きつと、可か、分ったかね。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
色気をつけるためと言った通り、全体の劇の進行と何の関係もない浅薄なラヴシーンであった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
松島は出て行く時の、帯の模様の寸法にまで気をつけるのだったが、帰る時それがずれているか否かはちょっと見分けもつきかねるのだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
でも、背中の女の子に気をつけるんだよ」 そこで、ゲルダは、大きな指なし手袋をはめた手を、山賊の娘のほうへのばして、「さようなら!
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫