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遡上

そじょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
going upstream
文例 · 用例
河の流れをたどって行く鉛筆の尖端が平野から次第に谿谷を遡上って行くに随って温泉にぶつかり滝に行当りしているうちに幽邃な自然の幻影がおのずから眼前に展開されて行く。
寺田寅彦 青空文庫
赤谷川は、水温が割合に高いために、後閑まで旅してきた本流の鮎は、この支流へは、遡上しなかった。
佐藤垢石 利根の尺鮎 青空文庫
堰堤からのこぼれ水では、吾妻川の合流点から上流へ、鮎は安心して遡上し得るものでなかった。
佐藤垢石 利根の尺鮎 青空文庫
五月下旬から六月上旬、鮎の遡上の最も盛りだという頃、九度から十一、二度を往復している。
佐藤垢石 水と骨 青空文庫
東京附近で鱸が向う川は、江戸川、利根本流、荒川及び放水路、水戸の那珂川等幾本もないが、そのうち利根の二川は今申した通り、荒川は利根に比較して割合に雪解水が薄く、量も少いからこれは遡上が早いと見るのが至当である。
佐藤垢石 河鱸遡上一考 青空文庫
水温十二、三度の頃遡上をはじめるが、その頃でも餌を食わないでは居まい。
佐藤垢石 河鱸遡上一考 青空文庫
して見ると、多摩川も相模川もその年の水量によって、随分上流まで、小鮎やハヤを追って遡上するのであろうが、何とかこれを釣る工夫はあるまいか。
佐藤垢石 河鱸遡上一考 青空文庫
五月下旬から六月上旬、若鮎の遡上最も盛んであるという頃に、水温は摂氏の八度から十二度くらいを往復している。
佐藤垢石 香魚と水質 青空文庫
作例 · 標準
秋になると、鮭が故郷の川を力強く遡上していく様子が見られる。
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この清流では、春になると多くの魚が産卵のために遡上する。
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彼は、失われた記憶を遡上するように、過去の出来事を思い出そうとした。
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ウィキペディア

遡上(そじょう)とは、流れをさかのぼることである。

出典: 遡上 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0