流下
りゅうか
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
flowing down (e.g. water in a river)
文例 · 用例
橋の上流下流にて花火を打揚ぐる川開きの夜の賑ひは、寺門静軒が記しゝ往時も今も異りなし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
むかしはそれが密林だったので何事も少かったのですが、十余年|前に悉く伐採したため禿げた大野になってしまって、一夕立しても相当に渓川が怒るのでして、既に当寺の仏殿は最初の洪水の時、流下して来た巨材の衝突によって一角が壊れたため遂に破壊してしまったのです。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
この場合にもやはり表面を流下する液体の運動にある週期性があって、それがまた同時に氷結と融解、あるいは析出と沈着との週期性を支配するものである、とまでは想像しても悪くないであろう。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
むかしはそれが密林だつたので何事も少かつたのですが、十余年前に悉く伐採したため禿げた大野になつて仕舞つて、一夕立しても相当に渓川が怒るのでして、既に当寺の仏殿は最初の洪水の時、流下して来た巨材の衝突によつて一角が壊れたため遂に破壊して仕舞つたのです。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
千人を超した群衆が、この橋を上流下流、四五十間の間ぎっしりと詰めかけている。
— 菊池寛 『死者を嗤う』 青空文庫
前に小利根川あるは、都合よきやうなれど、この川は、上流下流、どこからでも渡りよき川也。
— 大町桂月 『國府臺』 青空文庫
ところが、ときに川上から大石転倒しきたりその木の真ん中にどしんとと」は底本では「どしんと」]突き当たると、さすがの巨木も二つに折れたので、川水がまず無事にそこを流下して、そう大事にはいたらなかったという。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
一樣に推移し流下する黒い幕のやうな時の束縛と羈絆から遁れ出るとき、私は無限を獲得するのでないか。
— 三木清 『人生論ノート』 青空文庫
作例 · 標準
大雨の影響で、上流から大量の土砂が流下(りゅうか)し、家々を飲み込んだ。
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「この地点では、水が毎秒30トンの速さで流下しているのが確認できます」
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雪解け水が滝となって勢いよく流下する様子は、まさに壮観だった。
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