上流
じょうりゅう
名詞頻度ランク #9705 · 青空 2156 例
標準
upper stream
文例 · 用例
あなたのやうに上流の宿命を持つてゐるお方たちは、私たち下賤のものに好かれる事をさへ不名譽だと思つてゐるらしいのだから始末がわるい。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
なんて珍らしくもない話に大仰に驚いて見せたり、一から十まで嘘ばかりの社交を行ひ、天晴れ上流の客あしらひをしてゐるつもりのケチくさい小利口の大馬鹿野郎どもに、この龍宮の鷹揚なもてなし振りを見せてやりたい。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
「多摩の上流」や「日光山の奥」のごとき名篇が、その中に収められている。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
あわれ、清く、高き、雪の日本アルプス、そのアルプスの一線で、最も天に近い槍ヶ岳、穂高山、常念岳の雪や氷が、森林の中で新醸る玉の水が、上高地を作って、ここが渓流中、色の純美たぐいありともおぼえない、梓川の上流になっている。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
川楊(大井川の上流) 前夜は、東俣の谷へ下りて、去年と同じくオリットの小舎に野宿をした。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
私たちの、これから溯ろうという、東俣の谷と、西俣の谷とは、下流三里のところで一つになり、初めて田代川――馬子唄で名の高い、海道一の大井川の上流――となって、西南の方向へと、強い傾斜を走って行くのである。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
その後、春になって、街道に青く角芽ぐむ柳の糸を見るたびに、大井川上流の深谷に秘められて、黙々と、皺だらけな、深刻な顔を、水に覗かせている老楊が……ああ、今もなお、鮮やかに眼に。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
この谷は、しばらくは、一方は截っ立った崖で、一方は森の下道である、そして板橋一つで、向う岸へ往ったり、こっちへ来たりするので、橋が多い、その板橋を渡る時には、いつも冷たい風が、上流の方から吹いて来る、それは雪を含んで来るのでなければ、氷のように冷たい水のおもてを吹いて来るからであろう。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
作例 · 標準
この川は、上流では清らかな流れだが、下流に行くにつれて水質が悪化する。
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上流にダムが建設されたため、この地域の水量が減少した。
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上流では、マスなどの川魚が多く生息している。
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標準
upstream
作例 · 標準
川の上流で水質汚染が発生し、下流の町に影響が出ている。
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上流の気象観測データによると、大雨が降る模様だ。
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この地域は、上流からのきれいな水が豊富に供給されている。
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標準
upper classes
作例 · 標準
彼女は、上流階級の家庭に生まれ、幼い頃から英才教育を受けていた。
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上流社会では、社交界デビューが重要なイベントとされています。
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彼は、上流の文化やマナーに精通している。
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ウィキペディア曖昧さ回避
上流(じょうりゅう) - 川の流れの水源に近い部分。 貧しい労働者階級を尻目に多額の資産を保有し、贅沢な生活を営む階層。いわゆる上流階級の事。 情報・物資などの流通過程の最初の方。 上流工程 - システム開発における初期工程(「要件定義」「機能定義」など) を指す。ウォーターフォール・モデルを参照。 コンピュータネットワークにおける用法。アップストリーム (コンピュータ)を参照。 オープンソースソフトウェア開発における用法。アップストリーム (ソフトウェア開発)を参照。 製造工程の最初の方。 (かみりゅう) - 茶道の流派。千家流のこと。
出典: 上流 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0