儀典
ぎてん
名詞
標準
ceremony
文例 · 用例
加持力の儀典、行列から離れて、授戒會の儀式を離れて、而かも尚蒸々たる衆生は、神人を忘るる底の莊嚴なる醉を、そも何れの經典から搜し出さうとする。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
禮儀典三六、牲理三書圖解、男女初婚今俗人家女之母同入房、以果酒禮壻、而用素帛一幅置之壻袖中謂之交親、壻拜受之、厥明以驗女之貞潔其則有傳示於人者、今江淮多用之、雖士大夫亦有所不能變者蓋淪於塵俗而莫之覺也、其爲可噌甚矣、寧不有※於風教乎、とあるが此書の出來た以前に此物の記事は無い物にや)。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
(七録)記傳録 國史・注暦・舊事・職官・儀典・法制・僞史・雜傳・鬼神・土地・譜状・簿録(隋志)史部 正史・古史・雜史・覇史・起居注・舊事・職官・儀注・刑法・雜傳・地理・譜系・簿録七録にあつて隋志にないのは鬼神であるが、如何なる種類のものであるかは分らない。
— 内藤湖南 『支那目録學』 青空文庫
ただ悲しいことには国内の交通がしばしば絶え、一方には儀典の改定がやや片よって行われ、物忌の方式が一般的でなくなったのである。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
より なに、少し飲み過ぎてんですよ。
— 三好十郎 『地熱』 青空文庫
「何ちゅう恩知らずやろ、家にいた時かて奉公人みたいなことあれへん、まるきりあてときょうだいみたいにさしといたのんに、……」「あんまり我が儘さし過ぎてんやわなあ。
— 谷崎潤一郎 『卍(まんじ)』 青空文庫