分け与える
わけあたえる
動詞-一段
標準
to distribute
文例 · 用例
我々長老会にはたくさんの牝牛がいるが、我々の息子にも分け与えるべきである。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
一千万円の親の遺産を自分が長男だからといって尽く取ってしまって、弟妹親戚にも分け与えないのは惜福の工夫に欠けているので、その幾分かを弟妹親戚等に分け与えるとすれば、自分が受け取るべき福を惜しみ惜しみして、之を留めて置く意味に当たる。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
その話をはじめたものはまた、半蔵が袂の中にいっぱい蜜柑を入れていてよく村の児童に分け与えるような幼いものの友だちであったと言い、自分もまたその蜜柑に誘われてお師匠さまの家に通いはじめ、その時から読み書きの道を覚えたことも忘れられないなぞと語り出す。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
ひとつはおまえたちに、もうひとつは貧しい者たちに分け与えるためだ。
— THE COURT OF CRINNAWN 『クリナーンの御殿』 青空文庫
それに、いわゆるスタアシステムの弊害として、舞台のピントが、女主人公のノラにばかり集中されて、ヘルマアと彼女との深刻な家庭生活の相剋として、この両者に同じような比重を分け与えることができなかった。
— 久保栄 『イプセン百年祭講演』 青空文庫
」 などと言って、にこにこしている少女達にみな平等に分け与えることも、いつもの例になっていた。
— 室生犀星 『幼年時代』 青空文庫
そしてマルケリヌスに向っては、「食事が終るとテーブルの上の残り物を給仕した人々に下げるように、我々が一生を終えたら、それまで自分に仕えた人たちに何かを分け与えるのは、べつに不似合なことではあるまい」と告げた。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
わしは、ものをわけあたえるときには、あるきまったところから、はじめるようにしている。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『かけっこ』 青空文庫
作例 · 標準
女王様は、領民に食料を分け与えた。
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寄付された品々は、必要としている人々に分け与えられます。
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会社は、その年の利益を株主と従業員に分け与えた。
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