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歌書

かしょ
名詞
1
標準
book of poems
文例 · 用例
紹巴がまた「めでたき歌書は何でござりましょうか」と問うた。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
かの女が夕飯を済まして、所在なさに眼のほうたいを抑え乍ら歌書や小説をばあやに拾い読みして貰っていると、庭の裏木戸がぎしいと開き、庭石に当る駒下駄の音が爽やかに近づいて、築山の桃葉珊瑚の蔭から青年は姿を現わした。
岡本かの子 高原の太陽 青空文庫
机に依り、歌書を讀み居りしが、旭溪と舊知あり。
大町桂月 白河の關 青空文庫
古今上下東西の文学などよく比較して御覧|可被成、くだらぬ歌書ばかり見て居っては容易に自己の迷を醒ましがたく見るところ狭ければ自分の汽車の動くのを知らで隣の汽車が動くように覚ゆるものに御座候。
正岡子規 歌よみに与ふる書 青空文庫
楠の木目の見える本箱の中には桂園派の歌書のめずらしくても読み手の無いような写本が入れてある。
島崎藤村 桜の実の熟する時 青空文庫
第二、亀の背に歌書きたるは何のためか、いたづらの遊びか、何かのまじなひか、あるいは紅葉題詩といふ古事に傚ひて亀に恋の媒でも頼みたる訳か。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫
以上はこの歌を小説的の趣向と見て評したる者なれど、もし深沢の池は実際の固有名詞にして亀に歌書くなどいふ事実もあるものとすれば更に入口を変へて評せざるべからず。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫
古今上下東西の文学など能く比較して御覧|可被成、くだらぬ歌書ばかり見てをつては容易に自己の迷を醒ましがたく、見る所狭ければ自分の汽車の動くのを知らで、隣の汽車が動くやうに覚ゆる者に御座候。
正岡子規 歌よみに与ふる書 青空文庫
作例 · 標準
万葉集は日本最古の歌書として知られている。
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彼は自作の短歌をまとめた歌書を出版した。
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古い歌書を紐解くと、当時の人々の暮らしぶりが偲ばれる。
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