解義
かいぎ異読 げぎ
名詞
標準
explanation (of the meaning)
文例 · 用例
この象徴に関する別の解義は、後に他の章で詳説するが、とにかくポオやメーテルリンクは、これによって象徴派と呼ばれている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
それ故に自由詩と称する詩が、言語の辞書的な解義に於て、始めから散文に属するのは明白である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
)故に今日の立場としては、言語の辞書的な解義を廃して、韻文を「音律本位の文」と考え、散文を「非音律本位の文」と考え、詩を定規的な形式観によらずして、本質上から定義せねばならないのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
説明は弁証や解義に関するもので、一般の抽象的論文、及び多くの哲学科学がこれに属する。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
かの自由詩を分析して、これに形式律の拍節法則を求めたり、規則的なる休止符を求めたりする人は、畢竟この自由詩の哲学する有機律の原則を知らないために、辞書的解義による韻文の観念で自由詩を律そうとするの非に陥っているのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
その案を思いついた人々は、明らかに今日というものから見た歴史をその立場からの解義によって判断して、古典を截断し、ふさわしいと考えられるものにした次第であろう。
— 宮本百合子 『歴史と文学』 青空文庫
「ここをもて愚禿釈の鸞釈の鸞」]、論主の解義をあふぎ、宗師の勧化によりて、ひさしく万行諸善の仮門をいでて、ながく双樹林下の往生をはなる。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
然し純然たる哲學史研究の中、個々の哲學説に就て文献考證的研究や文化史的研究或は學説上の解義等を主とするものもあり、是等は特殊的部分的研究として存在し得るが、是等も一歩進んで其の解義を前後の學説との關係より試みようとすれば、既に全體的意義に就て考察する所がなければならない。
— 桑木嚴翼 『哲學と哲學史』 青空文庫