海技
かいぎ
名詞
標準
seamanship
文例 · 用例
そして、克子を迎えたときは目的通り、すでに一介の造船技師として、また航海技術研究家として、ただの市民になっていた。
— その十四 ロッテナム美人術 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
水戸齊昭の主唱によつて幕府の「大船建造禁止法」はまづ打ち破られたが、この大きなギヤツプ、造船技術、航海技術を急速にうづめないことには、あらゆる異國船は、依然として日本の海岸を脅やかすだらう。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
とは言え、顔を識らない人を、しかも出来るだけ多勢拾い上げて来いというんだから、命令それじしんが何だか私にも一向判然しないけれど、とにかく、ゆうべラ・トトで親分が言うには、「ジョウジや、亜米利加人かいぎりす人が一ばんいい。
— ノウトルダムの妖怪 『踊る地平線』 青空文庫
それで、せかい星はかせかいぎ、というところで、見つけたことをきちんとはっぴょうしたんだけど、みにつけているふくのせいで、しんじてもらえなかった。
— LE PETIT PRINCE 『あのときの王子くん』 青空文庫
笈川玄一郎を送るために、親しい友達なかまで別宴を張って呉れたが、集まった七人のうち三人まで国詰になった経験があったから、話はしぜんその方面のことでもちきり、なかばからかいぎみの忠告や意見がしきりに出た。
— 山本周五郎 『いさましい話』 青空文庫