中核
ちゅうかく
名詞頻度ランク #7468 · 青空 161 例
標準
kernel
文例 · 用例
夢幻的な間に合わせの仮象を放逐して永遠な実在の中核を把握したと思われる事でなければならない。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
この器械で研究してみると、通俗な意味で塵と称するものでなくても、凝縮の中核となるものは色々ある。
— 寺田寅彦 『塵埃と光』 青空文庫
しかし一人のアインシュタインを必要とした仕事の中核真髄は、この道具を必要とするような羽目に陥るような思考の道筋に探りあてた事、それからどうしてもこの道具を必要とするという事を看破した事である。
— 寺田寅彦 『相対性原理側面観』 青空文庫
いつかしら男の仕事のすべてに対して、彼はある程度の理解と意見とを蓄ヘて、事実の中核に触れた注意を、男に云ひ出すことも屡あつた。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
厳格清澄なかの女の母性の中核の外囲に、匂うように、滲むように、傷むように、規矩男の俤はかの女の裡に居た。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
今改めてかの女はかの女の中核へ規矩男の俤を連れ出してみようか――今やかの女のむす子を十分な成育へ送り届け、苦労も諸別もしつくしたかの女の母性は、むしろ和やかに手を差し延べてそれを迎え、かの女の夫の逸作の如く、「君も若いうちに苦労したのだ。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
その間に養はれた如何なる困苦にも屈せぬ精神的|骨格、民族としての強い団結力、宗教的にまで高められた天皇尊崇の信仰は、二千六百年を通じて、日本国民性の中核を成してゐるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
* 義公以来連綿として続いた水戸の藩学は、会沢伯民、藤田東湖の二|碩学の出現により、鬱然たる体系をなし、後世、水戸学と称されて、尊皇論の中核となつてゐる。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
作例 · 標準
このプロジェクトの成功は、彼のアイデアが中核をなしている。
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オペレーティングシステムの中核部分は、カーネルと呼ばれる。
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その会社は、技術革新を事業の中核に据えている。
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