幻辞.com

失地

しっち
名詞
1
標準
lost territory
文例 · 用例
畑地はずいぶん広い、とても全部へは手が届かないし、またそうする必要もない、その三分の二は雑草に委任、いや失地回復させてある。
種田山頭火 三八九雑記 青空文庫
それらの人達は、失地の囘復について、熱心に伊貝に懇請しはじめた。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
もっともヨカンボーというような大きな建物がもえ、焼失地域が山手であったせいで、火の手が高くあがったのかも知れない。
熱海復興 安吾巷談 青空文庫
失地回復だの、民族の血の純潔だのと、ケチな垣のあるうちは、人間はバカになるばかりで、救われる時はない。
坂口安吾 戦争論 青空文庫
この一戦に天下を賭け、是が非でもここで源氏に大打撃を与えて、失地を一挙に回復しようとするここの平家はさすがに手強く、大手では源氏もとても勝てそうには見えなかった。
第九巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
実のところ彼は学期末(*5)にあって解析学Dと上級一般心理学を落としており、まだ今なら失地を回復できるという一縷の想いで背水の陣を布いていたのだ。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 魔女の家で見た夢 青空文庫
そして、それが、たいがいは、小説製造販売業者としての自己保存欲からの「失地回復」の手段としてである。
三好十郎 恐怖の季節 青空文庫
ほかの譜代にくらべ、年月こそまだ短いが、黒田父子が被官となってからは、小寺家の領内には土匪の横行もまったく歇み、失地は敵の手から回復し、領民はその徳政によく服していた。
吉川英治 黒田如水 青空文庫
作例 · 標準
隣国に奪われた失地を奪還するため、軍隊は国境付近へと進軍を開始した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
長引く戦争によって広大な失地が生じ、多くの国民が難民となった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
かつての栄光を取り戻そうと、王は失地の再征服を固く誓った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview