寒稽古
かんげいこ
名詞
標準
mid-winter training
文例 · 用例
およし でも、今は寒稽古の筈ぢやありませんか。
— 岡本綺堂 『正雪の二代目』 青空文庫
ことに寒稽古には三尺も積った雪の中で乱どりをやった。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
そしてその冬の寒稽古には、未明に起きて雪の積んだ二十丁の道を毎朝道場に通った。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
しかし私たちはそうして「かるた」を夜明しでとりながら、すぐその足で二十丁ある学校へ寒稽古に通ったのであった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
そしてこれを伊沢氏の寒稽古と謂つた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
それからまた浜町河岸の大竹という道場へもやはり寒稽古などに通ったものである。
— 芥川龍之介 『追憶』 青空文庫
とり分き日本では寒念仏の、臘八坐禅の、夜業の、寒稽古の、砧の、香の、茶の湯の季節、紫の二枚|襲に唐織の帯の落着く季節、梅もどきの、寒菊の、茶の花の、寒牡丹の季節、寺寺の鐘の冴える季節、おお厳粛な一面の裏面に、心憎きまで、物の哀れさを知りぬいた冬よ、楽んで溺れぬ季節、感性と理性との調和した季節。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
やがて寒に入って、寒稽古が始まった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
作例 · 標準
子供たちは、寒稽古で心身ともに鍛えられている。
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柔道部の寒稽古は、早朝の冷たい道場から始まる。
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「うわー、寒い!でも、この寒稽古を乗り越えれば強くなれるはず!」
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寒稽古(かんげいこ)とは、寒の時期に、武道や芸事の修練を行うこと。技術の向上とともに、寒さに耐えながら稽古をやり遂げることで、精神の鍛錬をするという目的にも重きをおかれて行われるものである。俳句の季語としても用いられる。
出典: 寒稽古 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0